地球温暖化や海洋プラスチック問題がまたまたホットな話題になっています。
最近、環境少女グレタさんの国連演説が物議を醸しましたが、世界中にはたくさんの環境活動家や環境保護団体がいます。
なかには日本の捕鯨活動に暴力的な手段で妨害した団体のように、エコテロリストみたいな連中もいますよね。
人類をここまで発展させた工業化が地球温暖化やプラスチック問題の元凶のように言われていますが、言うまでもなく、確実にその恩恵もあるわけです。
グレタさんはこんなことを言っています。
そして、私たちや私たちの子供の世代に任せっきりで、何千億トンもの二酸化炭素を吸っている。私たちは50%のリスクを受け入れられません。私たちは、結果とともに生きなければいけないのです。
よく考えてほしいのは、子供の世代もその恩恵を受けていることです。
例えばプラスチックで語ってみます。
あなたが生まれるとき。例えばお医者さんのガウン。あれは特別に滅菌処理された不織布です。不織布は原料がポリプロピレン。ポリプロピレンは原油からつくられています。それを使わないで出生率を下げる勇気が人類にあるか?
あなたが子供のときあそんだおもちゃ。プラスチックのおもちゃは大抵はABSやPS。その原料はやはり原油。プラスチックを使わないと、あんなに安く、あんなに軽いおもちゃはつくれない。高いおもちゃを買えるのは一部の人だけ。
あなたが乗っている車。大量のプラスチックが使われています。もしプラスチックではなく金属を使ったら、重量が重くなり、よりガソリンを消費します。化石燃料をもっと使ってもいいの?
あなたが使っているPCやスマホ。見て分かる通りプラスチックがたくさん使われています。だから軽い。スマホ手放る?
あなたが使っているオムツや生理用品。メインの部材は不織布です。つまりプラスチック。布を使った時代に戻れますか?
思いつくままに書きましたが、プラスチックを使うことによる軽量化や利便性が環境保護、人類の生活に多大な貢献をしているのは間違いないのです。
「プラスチックなかりせば」という前提で、CO2排出がどうなっていたか?、人類の寿命や出生率がどうなっていたか?人類の生活レベルがどうなっていたか?まずはそこから評価するべきでは?
また、別に今の世代が子の世代に環境問題をおしつけているわけではないと思います。
単純に今の世代が成し遂げられたのがここまで、ということだけだと思う。環境問題があるのなら、これからの世代が解決策を模索すればいいだけ。
まずはプラスチックの果たした恩恵を正当に評価すべき。
その前提がないと議論にならない。
ただ、その環境活動家、環境保護団体がすべてのプラスチックの恩恵を放棄するのなら話は別です。
赤ちゃんを産むのに一切の設備は必要なし。子供にプラスチックのおもちゃは与えない。オムツ、生理用品は布。PCもスマホも使わない。合繊の服は着ない。車や飛行機は使わない。化石燃料を使うから宅配は使わない。家は洞窟。
こんな感じに、しっかり恩恵を放棄するならば、何も言いません。
僕が何でこんなことを言うかというと、都合のいいところはプラスチック製の現代技術を惜しみなく使い、気に食わないところは環境保護の名の下に弾糾する、こんな連中がクソだと思うからです。
人間のポジショントークほどゲンナリなものはない。あらゆることを合理的に客観的に評価できる世の中になってほしい。
そんなことを考えながら湯河原(仕事💢)から帰宅中です。。。
ではまた!今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
↓押して頂けると励みになります(^ ^)
にほんブログ村