汎用リーマンがいく

団塊ジュニア世代。都内勤務の自他共に認める悲しき社畜です。サラリーマンの哀愁、世相、子供のことなど何でも楽しく語ります。

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女性参政権の歴史にみる人権も結局は社会貢献度

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皆さん、「基本的人権」をご存知ですか。では辞書から。

人が生れながらにして、単に人間であるということに基づいて享有する普遍的権利をいう。(ブリタニカ国際大百科事典)



間違いなく人類が生みだした最も美しい思想の一つだと思います。基本的人権のすごいところは、普遍的であり、かつ、永久不可侵の権利であるところです。

人類の大脳新皮質、ついに最長不倒に到達!って感じですか。

昔、学校で習ったとおり、人類はこの基本的人権を獲得するために数多の血を流しました。この思想が世界中に広がったことにより、今の世界には残虐な独裁者はほとんどいなくなりました。

ただ、こんな美しい思想が浸透しているにもかかわらず、世界から未だに差別はなくなっていません。人種差別、民族差別、男女差別、貧富の格差・・・。

一方で、女性参政権など歴史的に着々と改善されてきた差別(格差)も存在します。この改善されてきたものと未だに解消されないものとの違いは何でしょうか?

こういう変なところに目がいくんですよね。とりあえず女性参政権について考えてみました。

女性参政権の歴史

意外なことに欧米で女性参政権が認められたのは、20世紀に入ってからなのです。つまり人類が文明を持ってから2000年以上女性には参政権がありませんでした。欧米においても「女性が外で活動するのはいけないこと。」という偏見が一般的でした。まず、素地として、女性の過酷な環境がありました。19世紀には、女性労働者は子供の労働者と同様に低賃金・長時間労働されられ、またキリスト教の関係で離婚できないため夫に暴力を振るわれても逃げ場がありませんでした。当時でもそのような環境は問題視されていたようです。その後、イギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルが「女性の解放」のために尽力したり、たくさんの女性運動家が活躍したりしましたが、なかなか女性参政権獲得にはつながりませんでした。

大きな契機になったのは、第一次世界大戦(1914年)でした。ヨーロッパで多くの男性が戦争に狩りだされたのです。主要国の戦力は以下のとおりです。

  • ドイツ:1300万人

  • ロシア:1200万人

  • イギリス:880万人

  • オーストリア=ハンガリー:780万人

  • イタリア:560万人

  • アメリカ:470万人



すごい数です。しかもほぼ全てが男性。つまり国内から子供、老人以外の男性の多くがいなくなったのです

その結果、国内での女性の役割が大きくなりました。女性の社会進出が急激に進み、これまで男性がやっていた仕事に従事するようになりました。つまり、女性が社会に貢献していると広く認められたのです。

そして、戦後になり欧米諸国で一気に女性参政権が認められるようになりました。これが大まかな歴史になります。

結局、人権って何なんだ

女性参政権の例でみると、人間の権利なんて、それが社会的に有用かどうかで判断されるのでは、という気がします。タラレバを言っても仕方ないですが、もし第一次世界大戦がなければ、女性が参政権を得るのはもっともっと遅れていたと思います。

何等かの「社会にとっていいことだ」、「社会に貢献している」ことが認められれば、いろいろな差別や格差も解消に向かって一気に進むのではないでしょうか。つまり、今のところは、残念ながら何か人権を獲得、向上させようと思ったら、ただ叫ぶだけではダメで、何等かの社会的貢献を証明しないと前には進まなそうです。

本来、基本的人権は普遍的な、永久不可侵な権利のはずです。我々人類も日々進化しているのは間違いないので、近い将来には、自然に人権が認められる世の中になり、あらゆる差別・格差が無くなっていくのではと期待しています。もっと言うと、あらゆる差別・格差が無くなったほうが“いい社会になる”、ということをみんなが理解できるようになれば、自然と差別はなくなるのではないでしょうか

ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。



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