堀江貴文(Takafumi Horie) on Twitter: "マジでマスコミくそ。 https://t.co/NM51cbLVVU"
ホリエモンが「マジでマスコミくそ。」とツイートしているように、競泳の池江選手の白血病公表を受けた桜田五輪相の「がっかり発言」について、
またマスコミが悪意ある”切り取り”記事で批判を展開しましたが、桜田さんコメントの全文を読むと「がっかり」の表現は多少問題があるものの全体的にはむしろいい内容ではないでしょうか。
このマスコミのクソ切り取りに呼応して世間では批判が巻き起こりましたが、全文を読め!という冷静な意見が多くなり桜田さんの劣勢が挽回されつつあります。
このクソ切り取りに呼応した連中を紹介しますと、
「がっかり」野党が罷免要求
「がっかり」発言に避難続々 蓮舫議員「もはや論外」
坂上忍“がっかり”桜田五輪相をバッサリ「悪影響を及ぼす」
他、SNSでも批判殺到など、たくさんの記事が出ています。政争の具にする政治屋さんはもはや論外なのでどうでもいいですが、今一度全文を見てみたいと思います。
記者:競泳の池江選手が自らが白血病であることと、しばらく休養することを発表しました。大臣として、これについての受け止めをお願いします
桜田:正直なところ、びっくりしました。聞いて・・。本当に、病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿に戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちです。
記者:競泳の中ではですね。
桜田:本当に、金メダル候補ですから。日本が本当に期待している選手ですから。本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい!また元気な姿を見たいですよ。そうですね!
記者:大臣はこれまで、池江選手の活躍をどのようにご覧になられてましたか?
桜田:日本が誇るべきスポーツの選手だと思います。われわれがほんとに誇りとするものなので。最近水泳が非常に盛り上がっているときでもありますし、オリンピック担当大臣としては、オリンピックで水泳の部分を、非常に期待している部分があるんです。一人リードする選手がいると、みんなその人につられて、全体が盛り上がりますから。そういった盛り上がりがね、若干下火にならないかなと思って、ちょっと心配しています。ですから、われわれも一生懸命頑張って、いろんな環境整備をやりますけど、とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて、また、スポーツ界の花形として、頑張っていただきたいというのが私の考えです。
記者:最後に一言だけ。池江選手にエールを送るとしたらどんな言葉を?
桜田:とにかく治療を最優先にして、元気な姿を見たい。また、頑張っている姿をわれわれは期待してます、ということです。
これのどこが不適切なのでしょうか。しかも文章での発表ではなく、ぶら下がりのインタビューです。全て適切な言葉で返せるわけではありません。「がっかり」含めてアンダーラインの言葉選びが少々問題があるかな、とは思いますが、どう考えても、何度読んでも全体的には池江選手の体を気遣う内容になっていると思います。
ちなみに僕はこの桜田さんのこと結構微妙だと思っています。USBを知らないセキュリティー担当大臣ですからな 笑。まぁ、有能とは言えないでしょうね。
でも!
この猛批判を引き起こしたマスコミの“切り取り”報道は酷い。
悪魔の切り取りですよ、完全に。そりゃ「がっかり」だけ見出しに出せば、猛批判も起こりますよ。当たり前。
さすが、過去に誤報で社会的に人を殺してもビクともしないマスコミ。ただ、こんなにマスコミの情報が歪んでいたら、国民は正しい判断ができません。そこで、僕なりのマスコミ改革案を考えました。
実現しないとは思いますがね・・・
見出し&テロップの廃止
皆さまご存知のとおり、新聞や雑誌には「見出し」、テレビにはあのデカ文字のテロップがあります。新聞では、各記者が集めてきた記事をもとに整理部の人々が、より読者の印象に残るような見出しや記事のレイアウトを考えます。問題は、テロップもそうですが、インパクト重視であることです。どうしても読者・視聴者へのインパクト優先だと、見出し・テロップはどんどん短く、単純化し、過激な言葉になっていきます。これが国民を間違った方向に導くのです。このままでは新聞・テレビの思うつぼですよ。
ですので、僕としては、見出し&テロップの廃止を法制化すべきだと思います。別に記事やテレビ番組そのものにケチをつけているわけではないので、言論の自由の統制にはならないと思っています。あくまで国民の誤誘導防止が主目的。マスコミも文章のプロなら見出しではなく記事の内容で勝負してほしいものです。
主観的意見の禁止
マスコミの役割はあくまで情報を公平公正に国民に伝えること。客観報道は現代ジャーナリズムの基本です。客観報道は多くの場合、1,報道事実を曲げずに描写すること(事実性原則)、2,報道する者の意見を含まないこと(没論評原則)、3,意見が分かれる事柄は一方の意見に偏らず報道すること(不偏不党原則)と定義づけられています(Wiki先生より)。
この原則を守っているマスコミありますか?僕は見たことありません。
結局、マスコミの偏った意見も国民を誤誘導してしまう。ですので、例えば、新聞の社説や、テレビの報道番組によく出てくるコメンテーターやテレビ局のお偉いさんは、必要ないのです。むしろ害悪。
世論とは、あくまでマスコミなどの客観的情報から、国民が自分自身で考え、だんだん多数派が形成されていった結果だと思っています。
マスコミは本来、材料を国民に与えるのが仕事のはずです。
まとめ
この2つの方策が実行できれば、我々国民が得ることのできる情報がかなり歪まなくなってくるはず。国民みんながじっくり記事を読んだり、ゆっくりテレビを見たりする時間があるわけではありません。その場合、どうしてもマスコミの「見出し」やまとめの「意見」だけで脊髄反射的な判断をしがちになります。今回の方策は、まずこれを防ぐことが目的になります。やはり我々国民は、どんなに忙しくても、自分で考えて、しっかり意見を持たないといけないと思います。そうしないと、“政治への無関心”や“自分や家族以外どうでもいいや”という風潮を生み(まさに今がそんな感じですが)、政治家に好き勝手されたり、例えば米軍基地問題なんかも「別に自分の近くになければいいや」と考えるようになり、国全体のことを考える視点を失うことになります。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!
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