セーターのデザイン “黒人差別” グッチが販売中止 | NHKニュース
グッチの黒いセーターが黒人差別だとSNS上で批判が拡大、謝罪に追い込まれました。この製品を見かけた女性がTwitterに投稿したのが始まりだそうです。
昨年もありましたよね。プラダの人形が黒人差別だと大騒ぎになりました。
企業も意外と危機管理がなっていないですよね。
僕なんか、今回のセーターは、正直、全然黒人差別には感じませんでしたが、世の中ましてや欧米人なら、そう感じる人もいるはずです。
はっきり言って、“黒色”のものを発売するときは、細心の注意が必要です。っていうか、黒色のものを販売しない方が正解かもしれません。
どこにでもいちゃもんつけてくる人はいるので。しかも人種差別問題は世間の食いつきが激しい分野です。
黒色の鉛筆削りとかでも、何か言ってくるヤツいそう。特に欧米人。
こういうこと言うと、日本人は、「人権後進国」だ!とか言う人もいます。しかも日本人自らそう言う人も。
ミンストレルショーは、1840年代から半世紀に渡って盛んだった、白人が顔を黒塗りにして、歌って踊る娯楽です。内容は、黒人を無知でずるくて、怠け者で滑稽で・・・と黒人の人間性をからかい、ステレオタイプを助長させるものでした。メイクも、真っ赤で分厚い唇など、黒人をカリカチュアしており、これもまた差別的なものでした。今では当然、こうした差別と偏見の過去は恥ずべきものとして否定され、タブーとなっているのです。多くの日本人は「そんな過去は知らない」「そんなつもりは無い」と言うでしょう。しかし、例えばアメリカ人が「ヒロシマの人の真似」と言って、焼けただれボロボロになった格好をして笑いを取っていたら、我々はどう感じるでしょうか?
正月の民放で感じた「人権後進国」日本 – アゴラ
一見なるほど、という内容です。
たしかに欧米白人にとってはそうでしょう。だって、欧米白人は、かつて黒人を奴隷にしていたのですから。大々的に奴隷貿易をしてきた連中です。
人類史上最悪の人種差別をしてきたのが欧米白人です。まぁ、ヨーロッパが最初に世界の覇権を握りましたからね。やりたい放題です。
ですので、こいつら欧米白人が自分たちの禊のために、深く反省をして、いかなる黒人差別も許さないとの決意の下、どんな小さいことでも差別につながりそうなことを徹底的に排除しようとするのは素晴らしい試みでしょう。是非頑張って下さい。
ですが、ですがです。
日本人には黒人を差別した歴史なんてないのです!
過去のブログで何度も言っていますが、差別意識無しにやった行為まで「差別だ!」と批判するのは明らかに不当です。
「いやいや、黒人の方が差別されたと感じるかもしれないだろう!?」とか言いそうですが、
そもそもそれはお前ら欧米白人が黒人を差別しまくったせいだろう?
欧米白人の黒歴史をなぜ日本人も引き受けなきゃいけないの?これは絶対おかしい。
何度も言いますが、差別意識がない行為まで過度に縛るのはNGだ。
なぜならそこに差別意識がないのですから。つまり差別じゃないの。
ちなみに先ほど引用したブログの、この部分。
例えばアメリカ人が「ヒロシマの人の真似」と言って、焼けただれボロボロになった格好をして笑いを取っていたら、我々はどう感じるでしょうか?
これ別に人種差別じゃないですよね(黄色人種だから原爆を落としたのかもしれませんが)。単に原爆を落とされた日本をバカにしているだけ。これはこれでムカつきますが、少なくとも黒人差別の問題とは別な話です。
しかも、わざわざ黒人差別の意識のない人々にも同じような対応を求めると、そのうちその人達にも差別意識が芽生えてしまうかもしれませんよ。
お願いなので、欧米白人は自分たちだけで過去の大罪を悔やみ続けて下さい。
もちろん日本人にも悲しい差別の過去はあります。アイヌの人達に対してや、部落差別なんか今でもあります。それには真摯に対応していかなければいけない。
差別のない世界をつくりたいものです!
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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