こんばんは。ヒロンです。年明けて、寒くなってきましたねぇ~。。。年末が暖かかったので、余計寒さが応えます。朝起きるのがキツいです!
さて、
ローラの辺野古発言を井川意高大王製紙元会長が批判したことから、
なぜか大王製紙に対する不買運動を叫ぶ人が湧き出ているそうです。
井川意高さんは元会長で今は大王製紙とは関係ありません。大王製紙が元会長としての井川さんに言わせているのなら話は別ですが、これって、井川さん個人で言ったことですよね。
大王製紙は何も関係ないじゃない。完全なとばっちりです。
ほんと理性も何もあったもんじゃないですよ、この叫んでいる人々。しかも、王子製紙と間違っている人もいるらしい。どうしようもない。泣けてくる。
そもそも不買運動って何のためにするのでしょうか?より広義のボイコットの意味を調べると、
ある集団が自分たちの考えや要求を実現させる目的で特定の相手に不買、拒否、排斥などを行うこと。
ふむふむ、なるほど。ところで、大王製紙の製品を買わないことで、一体、大王製紙側に何を要求しているのでしょうか?
大王製紙にローラの辺野古発言を肯定してほしい?
大王製紙が何をすれば、不買運動は終わるの?井川さんを黙らせればいいの?
大王製紙に怒りの矛先を向けるのって、やっぱり変ですよね~。筋論から言えば、文句を言うなら井川さん個人に言うべきでしょう。
思えば、不買運動はよく分からないのが多い。中国の日本製品ボイコットとかは他国の話なので無視しますが、日本では、以前も有名な不買運動がありましたよね。
「花王不買運動」です。2011年ですね。
こんなロジックで不買運動が起こりました。
当時、フジテレビが韓流番組ばかり放映していた。韓流ドラマ、K-POP一色みたいな。
↓
フジテレビは韓国にとって都合の悪い報道をしなくなり、偏向報道疑惑が出てきた。
↓
フジテレビ抗議デモが何度か起こった。
↓
フジテレビの最大のスポンサーである花王も同罪との風潮に。
↓
花王製品に対する不買運動が起こった。
これもおかしくないですか?
花王は、視聴率を期待してスポンサーをやっているわけです。だれも見なかったら、企業はスポンサーなんてやりません。
ですから、本質的には、抗議運動の対象は、韓流番組を見ている人に向けられるべき。正しいやり方は、韓流番組を見ている人々に見ないように説得することです。
花王に不買運動をしたところで、韓流番組の視聴率が良ければ、花王が降りても、他の会社が必ずやりますよ。また、その他社にも不買運動するんですかね?!
しかも、あれだけ不買運動をされた花王ですが、決算情報の推移を見ると、特段、悪化していませんでした。
効果もないじゃないですか!ダメダメ運動ですな。。。
エキセントリックな活動をして、しかも的外れで、しかも効果がないって。。。
企業は、特に川下の会社は、消費者に逆らえません。そういう意味で、巨大企業であっても、不買運動なんかされると弱いんですよね。何か弱いモノいじめみたい。
圧力をかけるときは、やり方と、相手と、加減を間違えないようにしないといけませんね。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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