こんにちは、ヒロンです。
本日は、年内最終出社日ですが、出張です。。。皆さん、今年はどんな一年だったでしょうか。
僕は、。。。奴隷のように、社畜らしく働いた一年でした(←威張って言うな)。
世界で王様がいる国って何か国ぐらいあるかご存知ですか?
30か国だそうです。
世界の国の数が約190ぐらいですので、
約6%ですね。
これが多いのか少ないのかは何とも言えないところですが、今のこの世の中で、30もの国に王様がいるのは、僕にとっては驚きです。もちろん今の王様には絶対的な権力を持っている方はほとんどいないとは思いますが、それでも王様という特別な存在がいること自体が驚愕。
こんなに世の中、人権意識が発達しているのですよ。MeTooなんて個人を名指しで私刑にしまくったのですから。否応もなく男女平等について考えさせられる事件だったと思います。また、今年はキング牧師没後50年という節目の年。アメリカでは追悼集会などたくさん開催され、黒人差別撲滅が盛り上がった年でもあります。日本でも世界でも、しっかり平等意識は醸成されつつあります。
つまりこの時代に王様ですよ?!
いろいろな王様がいるとは思いすが、共通点としては、
特権階級の塊ですよね。どう考えても。
ここに平等論者の矛先が向かないのが不思議でならない。自分の平等“分野”以外は興味がないのか、タブー視しているのか。。。
人間の歴史を(端折って)辿ると、
狩猟採取時代があって、この頃は、あまり身分の差もない時代で、
そして、農耕が始まり、身分の差が生まれ、
地域によって時代の違いはあるものの、群雄割拠な時代があり、この時は王様が絶対的な権力を握り、
やがて統一王朝ができ、王権の争いが数多あり、
最後には、王が倒され、民主的な国がどんどん誕生し、
数々の国家間の大きな戦争があったものの、
我々人類は少しずつ成長し、差別問題にも真摯に向き合い、前に前に進んでいるのです。
この歴史の流れから考えると、王様がいなくなるのは必然のように思えます。
王様は歴史の遺物。人類の成長の経過の産物。そう思いませんか?
でも、依然として堂々と存在しているのです。王様!
すごい矛盾ですよね。
逆にいえば、存在するということはその国に必要だということです。もちろん前提として国民の支持、尊敬云々はありますよ。
おそらく、ナショナリズムじゃないですか?国をまとめるために必要悪として存在している。
人間不思議なもので、遺跡や昔の芸術品など重宝するじゃないですか。
人間は歴史の重みに敬服する傾向がありますよね。
その最たるものが王様じゃないでしょうか。
まさにその国の“生ける歴史遺物”。
求心力としては十分でしょう。国をまとめる機能としては申し分ない。
国王の存在で、国の秩序が保たれるなら、コストとしては安いもんかもしれません。
すみません、僕は天皇に関しては、それ以上の重みを感じている(歴史好きなので)のですが、世界の王様に関しては、敢えてドライに語ってみました!
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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