カイシャの中で偉くなっていく人は、世間の有名人のような突出した才能はないにしても、やはりその辺の平凡リーマン(←僕のこと)とは全然違います。
出世する人は、当然「仕事が出来る人」なんですが、そもそもサラリーマンにおける「仕事が出来る人」ってどんな人のことでしょうか?みんな感覚的には分かっていると思うのですが、言葉にすると意外に難しいです。
おそらくこんな感じの人です。
地頭がいい(計算などでオロオロしない。言葉を知っている)
効率がいい(仕事の段取りがいい)
プレゼンがうまい(言いたいことを、効果的に言える)
結果を出している(もちろん時の運もあり)
上のウケがいい(これが、「あの人はうまい」って言われる所以)
この5つを満たしていれば、だいたい出世できます。皆さんの周りでも出世している人は、だいたいこんな感じじゃないですか?
さて、ここでそもそも企業とは何ぞやという話しですが、昨今はやれ社会貢献だ、やれCSR、GSEだ、と綺麗ごとが企業に課せられていますが、
結局は利益を上げることが使命です。
ですので、企業は時に非常な判断を迫られます。事業撤収、売却、M&Aなど、常に環境に応じてポートフォリオを変えていかないと生き残っていけません。
時には大リストラを敢行することもあるでしょう。クビを切られちゃう人も出てきます。
ある程度仕方ないですよね。会社は利益を上げないと、社会に存在意義がないのですから。
このように会社が非常な判断をするのはいいのですが、
社員に非常なことをするのはダメだと思っています。
特に出世した人の一部にいるのですが、
人の苦労が理解できない人
こういう人っていませんか?ここでポイントだと思っているのが、
この出世した人は、おそらくですが、自分の苦労も人に理解してほしいとは思っていないのだと思います。
自信があるのか、苦労を苦労とも思っていないのか、思考回路が違うのか、ドMなのか、分かりませんが、とにかくそうなんです。
自分は他人に苦労を理解してほしいと思っていない=他人の苦労なんて理解する必要はない、
こんな思考回路なのかもしれません。ある種のサイコパスか?
会社ではたくさんの人が働いています。そして約80%の人は凡人なのです。
凡人は、普通の人間なので、そりゃ共感したい、共感してほしいと思っているのです。苦労していれば労ってほしいですし、成果を上げれば褒めてほしい。
これが凡人です。
サラリーマンは毎日集団で働いているので、余計その欲求が強いと思います。
だから、人の苦労が理解できない人が出世すると、これは本当に悲劇なんです。
下はどんどん疲弊していくだけ。でもその出世した人はなぜ下が疲弊しているか、おそらく一生理解できない。
最低限の「思いやり」もないような人は、どんなに優秀でも出世させてはいけない。
それが会社のためにもなると思います。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
↓押して頂けると励みになります(^ ^)
にほんブログ村