今朝の通勤中につらつらと色々なサイトで書籍の人気ランキングを見ていましたが、やはり強いジャンルは、
自己啓発
健康
お金
です。だいたいどのランキングでも、この3つが強いですね。
健康とお金はよく分かるのですよ。みんな健康でいたいですし、お金はある程度あった方がいいですもんね。
逆に言えば、健康とお金に興味のない人なんてほとんどいません。いい本があれば売れますよ。
不思議なのは自己啓発です。
自己啓発本は、ご存知のとおり、「人生どう生きるべきか」系の本ですが、このジャンルが売れているということは、
かなりの人が、人生に「迷い」があるということでしょうか。
昔と比べて、グローバリゼーションが進んでいることもあり、世の中かなり多様化しています。また、終身雇用や年功序列も崩壊しつつあります。
人生に不安があるのは十分理解できます。
僕だって不安です!このまま社畜でいいのかってね。。。
ただですね、自己啓発本は、正直、
意味無い
と感じているんですよね。。。
売れている自己啓発本を書いている人は、だいたい成功者(金銭的成功者だけではない)です。そりゃそうですよね。
成功者が書かないと、その本に説得力がありません。成功者が書くから、みなさん買うわけです。
例えば、ホリエモンが「とにかく行動だ!」と言えば、読者は「ホリエモンがそういうんだから間違いない。よし俺も明日から実践だ!」となるのです。
まるでそれが「普遍的な真理」のように感じるのです。「ああ、そういうことだったのか!もっと早く知っておけばよかったよ!!」みたいな感じです。
「成功者の鉄則」を見つけた気分でしょうか。
でも、よく考えれば分かるのですが、成功者の“普遍的な”鉄則なんて無いと思うのです。
だって、みんな同じようなことをして成功したのだとすれば、誰でも成功できるじゃないですか。みんなその普遍的な方法を実践すればいい。でも、そんなに世の中甘くないんですよね。
ホリエモンの金言は、ホリエモンだからできるんです。
他の成功者もそうです。他の人と“違う”から成功したのです。その“違い”は、本の内容を読んだぐらいでは会得なんてできないでしょ?また逆説的なことを言いますが、もし読書ぐらいで得られるのならば、
みんな成功者になれます。
でも、結果的に成功者はごく少数。90%はサラリーマン。
だから僕はほとんど自己啓発本を読みません。
苦しいですが、自分なりの“やり方”を見つけるしかないのです。
本当は自分なりの生き方をとことん追求してみたい。
でもね。“社畜業”に忙しいの( ノД`)。。。家族もいるし。
そうやって僕は朽ち果てていくんでしょうね。子供の成長だけに、ささやかな幸せを感じながら。
正直、それでいいと思う心と、このままじゃいけないと思う心とで、揺れているんですよね。。。
あ、だから自己啓発本を読むのか!笑
勝手に納得してしまいました。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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