コーチングの研修とか受けられされることありませんか。特に管理職になったときや、部下を持つタイミングなど。
コーチングといわれる授業では、ほぼ必ず「部下のモチベーションを上げるには?」などのカリキュラムが入っていますよね。「部下のモチベを上げるには、承認欲求を満たしてあげなければいけない。よって、定期的に声をかける、しっかり褒める、悩みを聞く、などを実行しなければいけいない。」みたいな 笑。
しかし、
なぜ部下のモチベを上げなければいけないのか?
なぜそれが上司の役割なのか?
指導されるのは、なぜ若者中心なのか?
という大いなる疑問がありました。熱血社員な方には、そんな疑問、頭に浮かびもしないと思いますが、何せヤル気なし社員の僕です。
そんな義務を背負わされるのに軽い憤りすら感じます!
まず前提として、モチベの有る無しで仕事のアウトプットが変わるのなら、
それはプロ失格でしょう!そんなの自分でコントロールしなさいという話です。
まぁ、確かにその日の調子(≒モチベ?)で、仕事のアウトプットが変わってくることもあるかもしれません。それはそれでいい。
しかし、その制御が上司に委ねられているって、意味不明ですよね?プロ野球選手のモチベが、監督に委ねられているでしょうか?
フリーランスとサラリーマン。一番の違いは、サラリーマンは集団で仕事をしているということ。
集団で仕事をしているということは、
確かに個々は歯車にすぎません。。。けっこう虚しい存在です。
そう考えると、モチベが萎えるときがあるのは十分に理解できる。
ただ、アウトプットは変わっちゃダメ。
そもそも、モチベでアウトプットが変わるほど難易度が高い仕事ですか?サラリーマンの仕事。
サラリーマンなんて大した事してないんですから、粛々と仕事やりましょうよ 笑
あと、なんで指導されるのは若者だけなんですかね。年取るとあまり教育的指導されなくなるじゃないですか。いつの間にか。
指導されるのって若者の特権ですよね。モチベの観点から言えば、おっさんよりも若者の方が高いようにも思えるのですが。
だって、若者は、フレッシュなんですよ。いろいろなことに好奇心を持って、ワクワクして生きています(一般論ね)。むしろ酸いも甘いも分かっているおっさんの方がモチベを維持するのが難しい。
でも指導されるのは若者なんですよ。
ということは、コーチングの目的は、モチベ維持・上昇というより、モチベ抑揚抑制なのかもしれません。
若者ゆえに気分のアップダウンは大きい。なかなか成熟したおっさんのような達観が難しい。
コーチングによってアップダウンを小さくして、
安定してアウトプットを出せるような人材にする!もっと言うと、“その会社で”アウトプットを出せる人材にしていく。
これが目的か?!それなら何となく分かる。
そして最後に、
なぜ上司がやらないといけないの??という疑問。
これも集団社会というところにヒントがありそうです。
歯車です。歯車はたくさんあります。ちょっと油断すると個性が埋もれてしまうのが会社です。コーチングの目的が何であれ、
直接の評価者(つまり上司)しか、部下のことが分からないのかもしれません。
要はコーチングなんて、一番詳しい人しか出来ない。
だから上司なのでしょう。
以上のことをまとめると、コーチングは、
結局、会社に都合のいい人材を作り出すための伝言ゲーム、
みたいなものかもしれません。
いろいろ考えると世の中うまくできているなぁ、と思った残業時間でした 笑
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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