僕が勤めている会社は、それなりに歴史のある典型的な!重厚長大な!保守的な!よくある会社です 笑。ですので、ある意味、うちの会社で起きていることは、だいたい他社でも似たような事例があるのではと思っています。逆に言うと、うちの会社だけで起こるようなオリジナリティのあるものは(多分)何も無いという悲しい会社でもあります。
いまや総合職の女性の採用もかなり増えてきました。やはり数の理論は重要です。女性の数が増えると、不思議とそれが自然になってきます。当たり前かもしれませんが、女性と仕事をする機会が増えてくると、別に「女性と仕事をしている」と意識することも無くなってきます。
これは非常に重要なことで、男女関係なくビジネスパートナーになっていると社員が考え始めていることになります。
正直、昔は、やれ「女性は営業ができない」や、やれ「女はお茶くみだけしてればいい」みたいな風潮がありました。しかし、実際に増えてきた女性と自然に仕事をするようになって思ったことは、
男性と同様に有能なヤツも無能なヤツもいる、
ということ。つまり、男性と何も変わらないのです。若干まだ女性が損だなと思うのが、無能な女性の場合、やはり周りから「女だから。。。」と思われてしまうことがありことぐらい。
僕は会社に入って20年ですので、ちょうど総合職の女性が増えてくる過程をみてきた世代です(すみません、うちの会社遅いのです。。)。感覚的には、それなりの人数になったときから、一気に市民権を獲得してきたような感じでしょうか。
いまや違和感は全くありません。女性も大切な同僚です。
ここで一つ懸念がありまして、ちょうど男女雇用機会均等法が施行されて(1986年)から、企業が女性の採用に積極的になりましたが、当時、女性の登用を世間にアピールするために、
無理矢理、出世させざるを得なかった女性がいます。
うちの会社で言えば、今現在、部長級以上になっている女性にあたりますが、
正直。。。あまり言いたくないのですが。。。能力的にイマイチです。いい人ではあるのですが。
今の若い能力のある、背伸びをしなくていい世代の女性とは対照的で、
無理矢理、背伸びをさせられた世代の女性です。
おそらくこういうポジションの女性は、どこの会社でもいると思いますし、女性取締役誕生!という企業にとってアピールになる重要なイベントも控えているため、このような女性はまだまだ出世すると思うのですが、
残念ながら能力がないので、いろいろな意味で“頭打ち”になってしまうでしょう。
また、背伸びしなくてもいい有能世代 vs 背伸びさせられた有能ではない世代の軋轢もおきてくるでしょう。
単純に確率の問題なのです。昔は女性の採用数が少なかったので、そりゃ有能な人の確率も下がりますよね。別に女性だからというわけではない。
今のところ、あまり表面化していませんが、そのうち多くの企業で問題になってくると思うのです。若干マニアックな問題ではありますが。。。
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