いろいろな調査で、日本の若者は他国と比べて「自己肯定感」が低いという結果になっています。確かに厚労省の調査を見ても、
「自分に満足している」という問いに対して、
諸外国が軒並み80%以上(韓国でも71%)の若者が「満足している」と回答しているのに対して、日本人は、
たった45%しか満足していないとの結果に。
また、ちょっと心配になるのが、「憂鬱だと感じるか」の問いに、
諸外国は、40%前後(韓国でも63%)なのに対して、日本人はなんと77%が憂鬱と感じている。
この結果を見ると、なんか日本の若者ヤバいんじゃない?!という感じもします。日常生活が充実していないのではないかと危惧してしまいますが、よくよく考えてみると、
日本人って、
自分に満足してますか、という問いに、
「100%自分に満足してる!」
と回答する人はとても珍しいですよね。
憂鬱だと感じるか、についても
「何ら憂いなし!」
と回答する人もなかなかいない。
日本人ってそういうところありますよね。そうです。ただ単に、
「謙虚」なだけじゃないでしょうか。。。ある意味、完全な本心で回答していないとも言えます。。。
この「謙虚」という文化があると、
あらゆる調査で本心が出てこないですよね。。。信頼できるデータが出てこないのが日本人です。本当難しい民族。
ただ、ちょっと引っかかるのは、同じ厚労省の調査で、
「他人に迷惑をかけないければ、何をしようと個人の自由だ。」という問いに、諸外国平均では80%ぐらい賛成しているのに対して、
日本人は、たった41%しか賛成していないのです。。。
この結果から、やはり、何か日本を覆っている鬱屈した空気があるのは間違いないと感じています。この正体が何かは、正直分かりませんが、日本が世界有数の、
超高齢化・少子化社会
であることを考えれば、何か社会の価値観のリフレッシュに行き詰まっているのかもしれません。若者も頑張っているのでしょうが、人口的には多勢に無勢。
年配の「どよ~ん」とした空気感が重いのかもしれませんね。受験戦争も過去のものとなり、昔よりは自由な生き方が選べそうな今の世の中ですが、社会を覆う空気は、多数派世代の人口で決まるのかもしれません。選挙だって年配が選出した人で決まっちゃうでしょうし。。。変な世代間対立が起きないことを願っています。ただ、人口構成ばっかりはどうしようもないので、若者世代に発奮してもらうしかありません。
少年だけではなく少女も「大志を抱け!」ですね。
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