以前もお話ししましたが、会社というところは、事業の状況が悪くなると、ほぼ例外無しに、
管理強化に走ります!
いろいろなことが起こりますが、例えば、
販売進捗を管理する会議の頻度があがる
あらゆる会議の説明資料が増える
現場力不足と判断されOBが闊歩するようになる
基礎研究をする部門がリストラされる
間接部門のリストラが起こる
ほんと、こういうのって、逆に事業を弱くするだけなんだけど、なぜこんなバカげたことをするのでしょうかね。。。
販売進捗を管理する会議の頻度があがる→会議を準備するのは担当者。担当がひたすら疲弊していく。
あらゆる会議の説明資料が増える→上に同じ 笑。
現場力不足と判断されOBが闊歩するようになる→いい面もあるが、普通は現役社員のモチベーションがだだ下がりになる。
基礎研究をする部門がリストラされる→利益を生まない研究者が不遇になるが、基礎研を怠るということは、基本的に会社の将来を捨てる行為。
間接部門のリストラが起こる→一見悪いことではないように感じるが、やりすぎると、間接部門の人員が残業で死ぬ。
何のことはない、全て、社員を疲弊させて、ヤル気を削ぐことなんですよね。
でも、会社はこんなことをやってしまう。。。
やはり株主を意識してしまうのでしょう。役員報酬カットがいい例。これをやらないと株主総会で株主が文句言うわけです。それ以前にマスコミがギャーギャー言い出す。でも、あんなものカットしたって、利益アップには何も寄与しないですよね?
こんなの単に会社の“姿勢”を見せるための行為なんです。
僕は常々、こういう無意味な行為をしなくても、皆が分かってくれるような社会になってくれればいいな、と思っています。
そうすれば、膨大な無駄がなくなると思うんです!別に無駄が全部悪いとは言ってません。恋愛なんて無駄だらけですが、それはそれで素晴らしいと思っています。
ただ、ビジネスの無駄は別です。日々世界のライバルと戦っているのですから。そんな無駄やってるヒマない。
事業が悪くなったときに、逆張りで、「では、役員報酬を上げます!そうすれば社員もモチベーションもあがり、それが業績回復に寄与するはずです!」とか堂々と言える経営者いないですかね。。。
会ってみたいです!そんなすごい人いたら。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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