僕は団塊ジュニアど真ん中で、ジュニアの中で一番子供の多い年に生まれました。よって、高校、大学受験も「受験戦争」と呼ばれるぐらい苛烈な競争環境でした。そして「詰め込み教育」全盛期の世代でもあります。
何でもかんでも「詰め込んで」いたことを覚えています!
とにかく暗記することが多かったこと多かったこと。数学も例外ではありません。ひたすら公式と解法を暗記していました。そのときの自分の勉強法は、たぶん、
全てのパターンを暗記して対応!
みたいな方法だったと記憶しています。見たことのない問題に出会ってもオロオロしないように、出来るだけ多くのパターンを覚えるようにしていました。だいたいの問題は、いろいろなパターンの「組み合わせ」で何とか対応できました。
このように公式や解法に頼って勉強してきたせいで、ちゃんとした論理的思考が苦手になったように思えます。
「詰め込み世代」の弱点なのか。。。はたまた僕だけか。。。
物事の本質をつかんで、それを論理的に理解することは極めて大切な能力です。僕のようなパターン化戦法は、
所詮は「小手先」なんです。
✔︎本質をつかんだ上でテクニックに頼る
✔︎本質を分からないで、テクニックだけで凌ぐ
両者には、雲泥の差があります。やはり子供の可能性を最大限に伸ばすには、本質をしっかり理解できるような論理的思考能力を身につけさせたいです。
論理的思考について、最近出会った本が「一生使える“算数力”は親が教えなさい」です。
この本は僕のようなバカな親(=論理的思考が苦手な親)には、本当に勉強になります。例えば、
2/3÷3/5って、3/5を逆数にすると教わるじゃないですか。つまり、2/3×5/3にする。
そもそも何で、逆数にして解くか分かりますか?
僕は40数年間生きてきて、この本で初めて知りました!
情けない!が、仕方なし。今知っただけでも良しとしよう 笑
分かってみれば、とても簡単。本当に「目から鱗」。
子供に新しいことを教えるときは、公式や解法より先に論理的思考によって本質を叩き込みたいと思います。
まず「本質」、次に「公式」。この順番に考えるクセを付けさせたいと思います。
ではまた。今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
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