小島慶子 on Twitter: "伊藤公雄さんが触れているように「成績順に採ると女性が多くなってしまう」と言う人には私も何人か会ったことがある。大手企業、難関大学の採用や採点に関わった人たち。つまりは、下駄を履いて入った男性と実力があるのに落とされた女性がいるということ。ずっと以前から。 https://t.co/W9gO3IuiQg"
このような記事がありました。「成績順に採用すると女性が多くなってしまう」と言う大手企業や難関大学の採用、採点担当者が何人かいたそうです。
そのことから、ずっと以前より下駄を履いて入った男性と実力があるのに落とされた女性がいる、と結論付けています。
大学の入試で本当にそんなことがあるのか甚だ疑問ですが、それはさておき就活では、女性の方が優秀だというのは、確かによく聞きます。うちの会社の人事もそんなようなこと言ってました。
果たしてそれは事実なのか?
ちょっと考えてみました。
難関試験合格者の女性比率
まずは超有名な難関試験の合格者の女性比率を見ていきたいとおもいます。
東大合格者数:09年〜18年の女性比率は18%
キャリア官僚合格者:17年女性比率は34%
司法試験合格者:11年〜17年の女性比率は20%
。。。。う〜ん、正直、しけてますね。全然、女性が優秀だというデータになってない。どう理解すればいいのでしょうか?
このデータだけ見ると、明らかに男性が優秀ということになりますね。この事実と大手企業の採用担当者の「女性のほうが優秀」という認識の差は、どこから生まれるのでしょうか?
筆記試験の優秀とビジネスは違う
だいたい企業の採用は、エントリーシート→筆記試験→面接という流れです。
結論から言うと、女性の方が筆記試験の成績がいいので、「女性が優秀」という印象を持ってしまっているのではないでしょうか?
東大、キャリア官僚、司法試験という最高峰の試験は男性の方が優秀という結果ですが、一般企業であれば、大学時代を真面目に過ごしてきた女性に軍配が上がると思います。
僕も大学時代の記憶にありますが、だいたい教室の一番前で真面目にノートをとっているのは女子で、男子は代返させるなどして、サボりまくっていました。
それがそのまま就活の筆記試験につながるのです。そりゃ女子の方が筆記試験の成績は良くなるはず。
ただ、ここで忘れてはいけないのは、就職とはビジネスの世界で生きて行くということです。ホリエモンも学歴や学校で習ったことなんて意味無い、と明言しているとおり、筆記試験の上位者がビジネスで金儲けできるわけではないのです。
むしろ、学校をサボって何か別なものに没頭する生活を送ってきた学生の方が、ビジネスの世界では活躍できる可能性があるかもしれません。ビジネスはイノベーションの戦いですから、広く浅く試験勉強だけでは自分の強みが形成されにくいかも。
企業の採用担当者は、面接などでその辺りも見ているのだと思いますよ。この人はビジネスの世界で活躍できる人かどうか?を判断しているのだと。
ですので、なんでもかんでも男女格差に結びつけるのはいかがなものかと。まあ、その方が記事としては読まれるのでしょうが。ちょっと安易かなと感じます。
皆さま、どう思いますか?
ではまた(^ ^)
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