以前から、ず~っと不思議に思っていたことなのですが、
なぜMeToo運動家は、イスラム教を攻撃しないのでしょうか?
。。。不思議じゃないですか?
イスラム教における女性の扱いについては、昔から欧米では女性差別と言われていますが、有名なものだけでも以下のようなものがあります。但し、気をつけなければいけないのは、イスラム教といっても、国によってその厳しさは全然違うので、全てのイスラム教の国に言えるわけではないことをご留意下さいませ。
女性は肌を隠す服装をしなければいけない←男性は美しい女性を見るとやましい気持ちを持ち、危害を加えることもあるため、女性を守るために定められた。
一夫多妻制(トルコとかは違う)
女子割礼(イスラムの教えではないとの説も)
女性は運転禁止(サウジのみ。最近解禁された)
女性はサッカー観戦禁止(サウジが最近解禁)
MeToo運動家からすれば、つっこみどころ満載じゃないですか!まさに女性の服装については、「痴漢にあうのはミニスカートをはいているお前が悪い」と同じ理論です。
ここは立ち上がるときじゃないですか?MeToo運動家の皆さん!イスラム教徒は、世界で約17億人もいるのです。「あらゆる女性のために行動を!」じゃないのですか?身近の些末なセクハラにかまっている場合じゃないでしょう。
しかし。。。僕の知っているかぎり、イスラム教に対してMeToo運動家が立ち上がっている気配はないんですよね。。。不思議です。格好の獲物があるのに。なぜでしょうか?
イスラム教は、911やイスラム国などの事件により世間にすっかり怖いイメージが定着してしまいました。テロや報復が怖いからという理由もありそうです。
でもまぁ~実のところは、何のことはない自分の周り以外に興味がないだけではないでしょうか?MeToo運動は、結局、自分の周りのセクハラ問題に端を発しているだけです。ゴミ処理施設や幼稚園をつくるとき、その必要性は理解していても、自分の周りにつくるのは嫌っていうのと似ていますよね。
MeToo運動も、これだけ盛り上がってくると、自分の身近の話しではなく、「全ての女性の権利ために!」と高潔な主張をする識者もたくさん出てきていますが、それが本気ならば、イスラム教という世界最大の壁にも挑まなければいけませんよね。でもそこはタブーにしちゃうんだね。
偉そうなことを言っても、結局、自分の周りだけが快適であればOKというのが本音なのでしょうね。
みんなが、自分の周りだけが快適ならOKで動くと、世の中よくならないですよね。これだけグローバル化が進んでいるのです。良きも悪しきも、国ごとの文化の濃度はだんだん薄くなっていると思います。そんな世の中なのですから、自分の周り最適ではなく、人類最適で動ける人になりたいものです。それができないならば、苦し紛れに高潔なスローガンなど掲げずに、正直に自分の周りだけがよければいいや、と言える人でありたい。
ではまた。
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