おはようございます。ヒロンです。
今日も国内出張です。ただいま羽田。天気がイマイチですね~。
さて、
本日、週刊ダイヤモンドより「最強オーナー企業ランキング」が発表されました。
僕自身、取引先などでオーナー企業の社員ともお付き合いが多く、僕の勤める会社(ふつーの会社)との違いに驚くことも多いです。
では、ランキングを見ていきたいと思います。
最強オーナー企業ランキング
以下のランキングは、ROA、営業利益率、流動比率、自己資本比率、売上高を偏差値化したものです。
1位:トヨタ自動車
2位:御園座
3位:豊田通商
4位:イオン
5位:ガンホー
6位:パナソニック
7位:セブン&アイ
8位:M&Aキャピタルパートナーズ
9位:ジェエ エイ シーリクルートメント
10位:デンソー
以上の結果となっています。
う~ん、ほとんど有名な企業ばかりですね。ここって同族だったんだ!?と思った企業も多いのではないでしょうか。
オーナー企業は、不況に強いと言われており、過去の調査では、リーマンショックや震災を挟んだ期間(5年間)において、一部上場企業のオーナー企業と非オーナー企業を比較したところ、売上高・経常利益・時価総額・社員給与と全ての点でオーナー企業の方が優れた結果となっています。
オーナー企業といっても様々な会社がありますので一概には言えませんが、一般的には、非オーナー企業と比べて、意思決定が速いと言われています。
そりゃそうです。非オーナー企業のサラリーマン社長は、一人では何も決められなく、何を決めるにも周りの見解を確認、調整しなければいけませんが、オーナー社長はその絶大な権力で即断即決できます。
不況時など非常事態に強いわけです。
ただ、その裏返しみたいなものですが、オーナー社長の意向で全てが決まってしまう面があるため、オーナー企業は、人事評価制度などの不備があったり、嫌われたら会社人生終わりだったり、社風が強烈だったりと、合わない人には全く合いません!
オーナー企業に行きたい方は、まず「社風や雰囲気が自分に合うかどうか」をよく見たほうがいいと思います。
ところで、このランキング2位の会社「御園座」は、正直、初めて聞きました。どんな会社でしょうか。
御園座はどんな会社
株式会社御園座は、1896年(明治29年)設立の名古屋市で劇場(主に歌舞伎)を経営する名古屋証券取引所第二部上場企業です。
資本金は、21億21百万円。売上高5億15百万円(2017年3月期)。
従業員数5名(!)。
劇場「御園座」は、東京の明治座を手本としてつくられました。
過去には、不況により5年連続赤字となったこともあり劇場を閉館。事業再生ADRの手続きに入り、土地・建物を積水ハウスに売却することで借入金を返済。
そして、地元企業に融資を募り、劇場ビルの建て替えを計画、2015年着工、2018年に完工し、グランドメゾン御園座タワーとして生まれ変わりました。
主な演目は、歌舞伎、演歌歌手のコンサート、ミュージカル等。
明治時代から続く、こんなオーナー企業があるんですね。こういう会社に勤めていたら人生どうなっていたでしょうか?考えるだけでも結構楽しいです。
ではまた。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。