こんにちは。ヒロンです(^^)
モンハンワールドは、土日だけしかできませんが、ついにHRが100を超えました。
すごく面白いのですが、少し飽きてきたかな。。。
とにかく、珠が出ないのです!(T_T)
確率低すぎ。これなら炭鉱夫の方がマシだった。。。
さて、
以前このブログでも何回かご紹介しましたが、ベストセラーになった、
「言ってはいけない 残酷すぎる真実」(橘玲著)
の内容が科学的真実だった場合、我々が幸せに生きるためにはどうすればいいのかについて考えてみました。
「言ってはいけない」の要旨
著者ご自身が「不愉快な本」と言っているように、本書の内容は、仮に紛れもない真実だったとしても、「人間として」触れてはいけない真実なのかもしれません。
また、著者は、まえがきにて既に結論めいたことを言っています。
「ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない」
なんとも残酷です。
本書の「目次」はこのとおりです。
Ⅰ努力は遺伝に勝てないのか
Ⅱあまりに残酷な「美貌格差」
Ⅲ子育てや教育は子どもの成長に関係ない
この目次だけでも衝撃ですが、私も皆さんもうすうす感じている部分もあると思います。
例えば、Ⅲに関連したことでいえば、未成年の凶悪犯罪(人を殺してみたかった、系の)が起こったとき、だいたい親の教育が非難の的になりますが、心の中では教育だけでそうなった訳ではないことはみんな分かっているハズです。しかし、未成年を標的にするわけにはいかず、「親の教育」に白羽の矢が立つわけです。
そして、Ⅰについて、本書の結論をいってしまうと、
論理的推論能力の遺伝率:68%
一般知能の遺伝率:77%
どんなに頑張っても逆上がりのできない子がいるのと同じように、どんなに頑張っても勉強ができない子もいる。しかし、現在の学校教育はそのような子供の存在を認めないから、不登校や学級崩壊などの現象が多発するのは当たり前だ、と。
(たいていの場合)努力は遺伝に勝てないのです。
でも、みんなこれもうすうす感じていませんでしたか?
ただ、口に出せないだけで。
「親が頭がいいから子供もいい」は言えるけど、「親が馬鹿だから子供も馬鹿」とは言えないような社会の仕組みになっているせいで。
階級社会の方が幸せかも
つまり「機会の平等」も意味がないのです。
本書でいうように、遺伝的に馬鹿の子は馬鹿に、アル中の子はアル中に、精神病の子は精神病に、犯罪者の子は犯罪者になる可能性が高いのであれば、
みんなが同じフィールドで戦うことは、逆に不平等なのではないでしょうか。
遺伝のせいなのに、いらない不平不満や嫉妬を生んでしまう社会は変ではないでしょうか。
このような「いらない不平不満や嫉妬」が生じない社会が、多くのひとが幸せを感じられる社会なのではないでしょうか。
そうであるならば、学校~就職までにある程度固定化された社会の方が、最大多数の最大幸福に資するのか。
「公正な」階級社会を築くことができて、階級間に諍いが生じないぐらいの納得性があれば、意外といけるかもしれませんね。
インドのカーストを「生まれ」や「血」ではなく、「知能」で分類する。
(こう書くと何か悪い思想みたい。。。)
ただ、少なくとも「努力」や「根性」では乗り越えられないことがあることを前提とした社会にしないと、不幸はなくならないと思います。
階級の固定=不幸の連鎖 ではない。
その固定された中で、みんなが活躍できるようになれば。
ではまた。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!