こんにちは。ヒロンです(^^)
今日は珍しく新幹線で移動しています。
風景が綺麗で楽しいですね♪
電車での出張もいいものです。
さて、
評論家の西部邁さんが自殺されました。
西部さんは、生前このようなことを言っていたそうです。
「家族に介護で迷惑かけたくない」
「他者に貢献すること少なきにかかわらず、過大な迷惑をかけても生き延びようとすること、それこそが自分の生を腐らせるニヒリズムの根だ」
自殺ほう助の疑いで逮捕者が出たのは残念ですが、老齢の方がこのような考え方をもつことは非常に重要だと考えています。
迷惑がかかる前に自殺すれ、と言っているのではありません。
近親者含めた周りに迷惑がかからないように生きることが重要だと思うのです。
もちろんお金も人手も潤沢にあるような人は例外ですが、介護殺人、介護離職の問題はこれから確実に深刻化します。
というか、すでに深刻な状態になりつつあります。
老老介護殺人のニュースをよく見るようになりました。
今でも介護のための離職者は、年間10万人もいます。
極端に聞こえるかもしれませんが、介護問題などで親子共倒れになるくらいなら、親の自殺の方が相当マシだと考えています。
介護が必要になる前にあらかじめ対策を打っておくことを親の義務にすべきだと思います。それができなければ、子供には扶養義務は発生しないぐらいにしないと、これから超高齢化社会を乗り切れません。
共倒れ地獄になるのは目に見えてます。
「老齢の親の面倒は子供がみるのが当然」みたいな考え方は、だらしない親が考えることです。
本当に子供のことを考えているのなら、「子供の負担にならないようにしよう」と考えるはずです。
それができないのならば、迷惑がかかりそうな状態になる前に自分から姿を消す。
悲しい考え方ですかね?
これからは、支えられるものの数に対して支えるものの数が圧倒的に少ない時代に突入するのです。
支えきれなくなって、押しつぶされるよりはいいと思うのですが・・・
ではまた。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。