僕は以前に海外駐在していたことがあります。
また、海外出張もよく行きます。
出張と駐在。
もちろん駐在はその国に住むので、出張とは違うのは当たり前ですが、実際、具体的に何が違うのかお話ししたいと思います。
日常会話が必要
海外出張だと、基本的にはホテルのフロントと、現地のお客との商談以外で外国語を話すことはないじゃないですか。
しかし、駐在はその国で生活しているわけで、商談以外の普段の何気ない会話もこなさなければいけません。
これ、外国語の苦手な僕にとって、一番ハードルが高かったことです。
海外出張だと商談だけだから、基本、専門用語だけ分かっていれば事足ります。
しかし、日常会話は、相手からどんな弾が飛んでくるか分からないので、総合力が問われます。
日常会話をしなければいけないシチュエーションはこんな場面。
スーパーのレジのおばちゃんと世間話
赴任時に口座開設するとき銀行マンと
赴任時にネット回線手続きを業者と
休憩時間に現地人の部下と趣味の話し
現地人の結婚式に招かれる
現地の病院で自分の症状を話す
まだまだありますが、これらは海外出張ではなかなか体験できません。
最初はビビりましたね〜。ほんと、言いたい言葉が出てこない。自分の能力の低さに愕然としました。
開き直ってからが楽しい
僕はすごいシャイなので、最初は、レジのおばちゃんから気楽に話しかけられたとき、「また話しかけられたら、どうしよう」と思ってしまい、しばらくそのスーパーに行けませんでした。
いい年した大人が情けない(T . T)
しかし、毎日毎日同じような体験を繰り返すと、すごいシャイなはずの僕も、
慣れてきて、開き直ってしまいました!
そうなると、外国語に対する姿勢が、
ちゃんとした表現で話さなければ
から
通じればいいじゃん!
に、なっていました。
そうなると俄然楽しい。
相手の言っている意味が分からなくて、聞き返すことも何の躊躇もなくなります。
そして、だんだん日本にいるのと変わらないようになってきます。
それは、語学を習得したからではなく、
現地でのコミュニケーションに慣れたから、安心できたのだと思います。
下手したら、外国語能力はむしろ下がったかも。
度胸もつきます。そりゃそうです。毎日、異文化の中で生きているんですから。
海外駐在時代に何か一皮むけたように感じます。
ではまた。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます😊