おはようございます。ヒロンです。
いま新幹線で滋賀通過中ですが、雪がすごいです!
関東は大丈夫ですかね?ドキドキです。。
さて、
いまやほとんどの企業が何らかのかたちで「働き方改革」に取り組んでいますが、ある調査では、過半数の企業がその効果を感じておらず、従業員の満足も得られていないそうです。
『働き方改革の実態調査2017~Future of Workを見据えて~』調査結果を発表|コーポレート:ニュースリリース|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
そして、ほとんどの企業が取り組んでいるのは、「長時間労働の是正」です。
「休みを取りやすくなった」と取り組みに満足している社員がいる一方、逆に忙しくなり「帰れなくなった」との不満も多いそうです。
この調査結果から、企業が本当にやるべきことを考えてみたいと思います。
働き方改革の目的
働き方改革の目的に関する企業への調査結果は以下のとおり。
① 87%:生産性の向上
② 76%:従業員の心身の健康向上
③ 74%:従業員満足度の向上
ちょっと同列に並んでいると違和感を感じますが、たぶん②、③を進めることによって、①を実現するんでしょうね。
②、③は手段です。企業なので、そりゃ①が目的だと思います。
逆に②、③を実施しても、①が実現できなかったら、企業としてはやるべき取り組みではないですよね。営利団体ですから。
そしてこの②、③のためにどの企業も躍起になって、「長時間労働の是正」に取り組んでいます。
本当にやるべきことは
長時間労働の是正は確かに重要な取り組みですが、企業のやることは割と単純で、定時に帰らせたり、年休を無理矢理取らせたりと、あまり芸はありません。
もちろん、お題目としては、業務の見直し、仕事のやり方の見直し、に取り組むべき!となりますが、サラリーマンの方はお分かりのとおり、この手の見直し活動は、昔から何度もやってきてるんですよね。
会議の削減、会議時間の設定、資料の削減、整理整頓とか。。。あまたの活動がありました。
で、その成果があったかといえば、微妙ですよね?
なぜか。
結局、仕事のできる社員に業務が偏っているだけだと思うのです。
だいたいの取り組みは時短系
↓
みんな早く帰るが、業務量は変わっていない
↓
できる社員に負担集中
↓
できる社員が疲弊
↓
結局、業務の効率が上がらない
このようなロジックかと。
なので、マネージャのすべきことは、業務の平準化だと思います。
平準化の真の目的は、これにより、
できる社員を疲弊させない
こと。
結局、会社って一部のできる社員で回っているのですから。
どう思いますか??
言うは易しで、実行に移すと難しいんですよね〜平準化って💦
ではまた。