兵庫県西宮市の今村市長が本日の仕事始め式にて退任の意向を示しました。
式後の取材で読売新聞の記者から退任の意向について確認された際、『その記者に向かって「殺すぞ」と言って取材拒否した』らしいです。
記事には、理由について、「これまでの取材方法に立腹したとみられ」とあります。
どうやら休みの日まで家に取材に来ていたらしいです。
さらに、「過去にも記者会見拒否発言など物議を醸す言動を繰り返していた」と続きます。
また市長は過去に、「偏向報道」と判断したら取材を拒否すると発表したり、中高生向け行事で「中高生時代にタバコを吸った」など発言したとか。
何個か記事をみましたが、内容はだいたい同じで、ベースは市長に対する悪意に満ちていますね。
まず注目してほしいのが、取材拒否、会見拒否について。
取材拒否、記者会見拒否が物議を醸すと言い切るところで、ほんとマスコミは駄目ですね
国民の知る権利の為には俺たちマスコミを通すのが当然と考える浅はかさ、傲慢さ。
情報伝達の手段はこんなに多様化しているのに。
国民の知る権利に応える=既存の旧態メディアに対応する、じゃないことに気づいていない。
確かに「殺すぞ」の発言部分だけみれば、市長が悪そうにに思いますが、どの記事もこの記者が、これまでどのような取材をしていたか、詳細は書いていません。
まずその取材方法の是非について議論してから、この発言の何が問題なのかを論ずるべき。
物事を公平に書かないので、「偏向報道」と言われるのです。
僕は、この市長の人となりは知りません。
もしかしたらこの記者の取材方法も問題なかったのかもしれません。
でも、公平・客観的に記事を書かない時点で、マスコミに対する胡散臭さだけが頭に残ります。
個人的には、マスコミは、主義・主張はいらないから客観的事実のみ報道してくれればいいのに、と思いますね。
あとは国民が考え判断することです。
変な「流れ」をつくるのはやめてほしいです。
イラっときたので今日2つめの記事でした!
ではまた(^^)/