とある雑誌が新入社員の定着率が高い会社トップ200を発表しています。
最新の大卒の3年後離職率は32%とのことで、3年間で3人に1人は会社を辞めていることになります。
なんか思っていたよりも多いな、と感じますね。
さて、3年後定着率を業種ごとに見るとこのとおり。
電力・ガス 95.6%(最も高い)
メーカー 91.6%
建設・不動産 87.1%
情報・通信 86.5%
小売り 75.6%(最も低い)
以前、このブログで、勤めるならメーカーがお勧めと言いましたが、やはりメーカー強しです。
「モノづくり」をしている会社はやはり安定感があるのでしょう、定着率が高いですね。
この安定感ってものが曲者でして、これは言い換えると「ヌルさ」とも言えます。
一般のお客と接する小売りとは違い、なんせ自分たちでモノをつくっているので、安心感が違います。
そのモノに頼っていればいいわけで、どうしてもノンビリな社風になってしまうんです。
もちろん、業界によっては競争が激化しているところもたくさんありますし、研究開発を続けていかなければ、生き残れません。
ただ、小売りとの一番の違いは、その「モノ」自体に付加価値があるので、言い方が悪いですが、「モノ」さえつくれれば、黙っていても売れるのです。
(こういうことを言ったら、メーカーの営業さんに怒られそうですが)
小売りではそうはいきません。
デパートを見れば分かるように、様々な創意工夫と努力が無ければ、一般のお客様はものを買ってくれません。
僕は、小売りに携わる方を本当に尊敬します。
悪質クレーマーとか来たら僕には対処できませんもの。
精神衛生の面から考えても、僕は、一般消費者から出来るだけ遠い業界をお勧めします。
ではまた(^^)/